ピル -全ラインナップ-
低用量ピルの副作用について
避妊効果だけでなく痛みの緩和や貧血の改善・卵巣がんリスクの低減と様々な効果を持つ低用量ピル、一方で副作用も持っていることは知っておく必要があります。
特に重要な副作用として挙げられるのが静脈血栓症、血管内の血液が凝固し血管を塞いでしまうのです。脳や心臓に向かう血液がストップしてしまったら脳梗塞や心筋梗塞、命に関わることもあります。激しい頭痛や腹痛・舌のもつれといった症状があればその兆候です。すぐにも服用を止めて医師の元を受信するべきです。
それ以外にも、吐き気や乳房の痛み・頭痛・下痢・むくみ・体重の変化といった副作用が起こることもあります。これらはマイナートラブルと言われて一時的なもの、卵胞ホルモンと黄体ホルモンのバランスが崩れるのですから当然です。次第に身体も慣れて収まってくるはず、我慢できる範囲であれば医師の指導の元でそのまま服用を続けても問題ないでしょう。もちろん定期的な検診・検査は受けること、それにより安心して服用が続けられるのです。体の異常や不調が長引くようならいったん使用をやめて医師の判断を伺うことです。