バルトレックスは世界で広く使用される抗ヘルペスウィルス薬で、グラクソ・スミスクライン社が販売しています。 単純疱疹・帯状疱疹・水疱などヘルペスウイルスによる症状をウイルス増殖を抑えることで治す薬です。有効成分はバラシクロピルです。
バルトレックス500mg

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バルトレックスの効果や注意点について
バルトレックスとは、ウイルスのDNAの複製を抑制しウイルスが増殖するのを防ぐ医薬品です。具体的には性器ヘルペスや帯状疱疹、水痘などを治療する際に使用されます。また、片頭痛の治療にも使用される場合があり、これはその原因にヘルペスウイルスが関わっているからだと考えられます。
医薬品の服用には副作用が伴いますが、バルトレックスの場合は消化器症状として下痢や腹痛、吐き気などが生じることがあります。また、精神神経系症状としては幻覚やめまい、意識低下などが起こる可能性があります。腎機能にも影響が現れることがありますが、これは確率としては非常に低く、むくみや体の倦怠感などが感じられたら必ず医者や薬剤師に相談する必要があります。
バルトレックスは錠剤だけではなく顆粒剤もあるため、嚥下能力に不安がある人でも服用することができます。
また服用量は年齢や治療の目的、症状によっても異なりますので、適切な服用方法を守ることが重要です。